喫茶路地

静かな土曜日

こんにちは。コロナウイルスの関係で街全体の活気がないような気がします。今朝用事があってリンクス梅田に行きましたが1Fのユニクロも地下の飲食店もガラガラでした(飲食店は時間が早かった関係かもしれませんが)。ご多分に漏れず当店も今日は稀にみる落ち着き具合です。 先々週くらいのラジオニュースで昨年の同時期と比べて大阪・京都の主要な商業施設で15~16%、東京で7%人が少ないとの調査結果が出たと言っていました。そして昨日の厚生労働省による声明と続きましたのでかなりの経済活動に影響がでてきていると思います。香港政府は今回の件も加味して経済支援策で市民1人14万円を支給するそうです。国によって色々な対応が出てきそうですね。 さてまだまだ終息の気配が感じられない状態ですがいずれは収まるところに収まって平穏な日常を取り戻すと思います。その時今回の教訓が各々に活かされてくるのではないでしょうか。今回、GMOインターネットは1月下旬と早い段階でテレワーク(リモートワーク)に踏み切りましたし、その後、資生堂やNTTなど大企業も次々に導入し今に至ります。その反対に体制が整っていない企業があったり接客などのサービス業は導入したくともそもそも無理があったりなどなど。これによって働き方のスキームの見直しや、新たな確立も進むと思います。 勿論、自分自身のお店もしかりです。万が一今後人を雇うようなことがあったらどう対処するのか?店舗の営業をメインにしていて今後の未来はあるのか?サプライチェーン(生豆の仕入れ業者や焙煎豆の卸先)な流れがショートした場合、そのリスクヘッジは?常に想定はしていますがより考える機会になりそうですね。 そういえば残念なことですがコーヒー関連のイベントも軒並み中止の様ですね。とりあえずは身の回りのできることをして日々過ごしましょう。

水99%の残りの成分

私事ですが今の時期、子供が肌荒れしています。原因をあれこれ考えていたのですが、よくよく考えていると水99.9%と謳っているおしり拭きではないかという結論に至りました。ほぼ水だと思っていて安心して使っていたのですが実は添加物もちゃんと入っていました(すくなからず防腐剤的なものが無いと確かに日持ちしませんし雑菌だらけになりますよね) この話をしたのは、そういえばコーヒーの成分も99%水だということが共通しているからです。あの茶色い色や香り成分は1%の中に含まれている様ですね。たかが1%、されど1%。この影響力ってすごいんですね。そう一人で思ったのでここに記してみました。ちょうど、昨年末のコーヒーチェリーのワークショップにご参加いただいた方からのご要望もあり、少しレベルアップを図るコーヒー教室の内容を練っています。コーヒーの世界もかなり論理的根拠が出てきている昨今、少し理論的アプローチでコーヒーを理解してもらい、ご自宅でのコーヒーライフに役立てもらえればと思っています。 ◎オンラインショップでしばらく売り切れになっていましたミャンマー ジーニアス シャンステイト ハニーが入荷しました。コロナウイルスの影響で外出を控えることもあると思います。どうぞオンラインショップもご利用ください。

スターバックス リザーブ ロースタリー東京

先々週は少しの間、お休みをいただきありがとうございました。最近新しいことをインプットできませんでしたので少しコーヒーのお店を回ってきました。色々と回った中で、一番広く一般的に知れ渡っていそうなところと言えばスタバックス リザーブ ロースタリー東京かと思いますので少しだけ綴ってみたいと思います。 目黒区に位置し1階から4階 までを突き抜ける形で ブロンズのキャスクと呼ばれる 巨大な焙煎貯蔵庫が鎮座している焙煎所兼ショップ。世界に5店舗(東京・シアトル・上海・ミラノ・ニューヨーク)あるロースタリーでも貯蔵庫は最大です。 2019年2月28日に開店したのでもうすぐ1周年ですね。昨年までは行列ができて整理券が配られるなどの入場制限があったみたいですが今は普通に入れます。建物は 建築家隈研吾氏がデザインしたもので1階がコーヒーとベーカリー(プリンチベーカリー)。2階が tea。3階がアルコールメニュー。4階がテラス席とラボなど。とフロアでそれぞれ扱うものが違います。コーヒー一辺倒というわけではないので老若男女色々楽しめそうな空間です。また建築物という観点でも楽しめると思いますよ。 やはり焙煎をしているものとしては焙煎機に目がいってしまいますね。3階に中型、1階に大型のドイツの焙煎機プロバットが鎮座しています。1階のものは「ネプチューン500」というそうで初めて見ましたが圧巻のサイズです。 最大120キロほど焙煎できるようなので当店の大きい方の焙煎機が4キロ釜なので約30倍の容量です。焙煎機があるコーヒーショップは山ほどあるわけですが、ここロースタリーでは見事なまでにエンターテイメント化しているというという点が特徴です。焼く前の生豆を貯蔵した“グリーンビーンサイロ”が焙煎機の横に並んでおり、パイプを経由して焙煎機に送り込まれます。そして焼きあがった焙煎豆は “ チェーンベイ”と呼ばれるパイプ(所々透明?)を経由して焙煎豆サイロまで運ばれていきます。このパイプが 上部に張り巡らされて豆が運ばれていくのが見えるので、ほとんどの人が上を見上げていると思います。視覚的に楽しめてすごい設計だなと思います。 通常のコーヒーは数種類の中から銘柄を選び、さらに抽出方法を選べます。プアオーバー(ハンドドリップ)、クローバー、コーヒープレス、ケメックス、サイフォンなど多彩な抽出方法がありました。プ…続きを読む

浅めの定番コーヒーが変わります。

おはようございます。今日から喫茶の定番メニューでお出ししていました浅めエチオピア シダモがブラジル カフェヴィーニョという銘柄に変わります。以前にも何度かスポットで扱っていましたのでご存知の方もいるかと思いますが、ほんのり赤ワインフレーバーのあるコーヒーです。コーヒーの表現をあまりかけ離れたものに例えるのは個人的にはしっくりこないのですが、この銘柄はある程度、万人に理解していただけるのではないかと思います。こんなコーヒーもあるんだ!という気づきのきっかけになったら良いなぁと思います。来週はお休みが多いのでお気をつけください。2/5(水)営業の後は、2/11(火・祝)が最短営業日です。よろしくお願いいたします。