喫茶路地

阿里山

台湾の珈琲産地その2

台灣小巷(タイワンショウコウ)にコーヒーをご提供いただきました4農園から、今回も2箇所のご紹介をさせていただきます。紹介文はゲストロースターとしてそれぞれのコーヒーをご準備くださった台湾でも有名店の方が寄稿くださいました。・碧湖(ビィフ)村 塔奇旺(タチワン)莊園 ーmojo coffee(@mojocoffee.2003)塔奇旺莊園は阿里山の梅山鄉碧湖村にあります。梅山鄉は阿里山コーヒーの生産地の中で最北端に位置しています。農園では元々茶葉とビンロウを栽培していましたが後にコーヒー栽培に移行し、現在では7、8年が経ちました。ここでの主な品種はSL34で、処理方法はウォッシュドです。現在ウォッシュドコーヒーの風味の品質は良好で安定しているので、今年はまた別の加工方法を試しています。・青葉(チンイェ)珈琲荘園 ーSt.1 Cafe’ / Work Room 一街咖啡(@st1cafe_workroom)2021年、「阿里山莊園咖啡菁英交流賽(Alishan Coffee Evaluation & Assessment) 」のウォッシュド部門で優秀賞を獲得しました。青葉荘園の珈琲豆は阿里山の標高1100M地域にあり一日の気温の寒暖差が大きなテロワール(栽培最適地)にて栽培されています。オーナーである葉世遠は、日々丁寧にコーヒー豆を栽培し、豆の精製処理の向上に取り組むなどの努力を重ね、やっと阿里山のコーヒーコンテストで受賞するまでに至りました。・写真はmojo coffeeさんにお借りしました塔奇旺(タチワン)莊園 のものです。台湾 阿里山産のコーヒーを味わっていただけるのも残すところあと6営業日となりました。是非台湾コーヒーの魅力を知っていただき、旅行ができるようになった際に現地を訪れるきっかけの1つになれば幸いです。

台湾の珈琲産地その1

開催中のイベント、台灣小巷(タイワンショウコウ)にコーヒーをご提供いただきました4農園から、2箇所のご紹介をさせていただきます。紹介文はゲストロースターとしてそれぞれのコーヒーをご準備くださった台湾でも有名なお店の方にお願いしています。・特富野 他扶芽(フヤ)農莊 ーmojo coffee(@mojocoffee.2003)特富野 他扶芽(フヤ)農莊は阿里山の特富野村、標高1000~1300メートルの間に位置する農園です。コーヒーの木は原生林の中にあり、その場所の栄養を吸収して育つ自然有機栽培法が守られ、環境と飲む人にやさしいコーヒーが提供されます。他扶芽(TFU’YA)の名前は特富野村に暮らしている台湾先住民の一つツォウ族の言葉で、「心を込めて丁寧に扱う」という意味が込められています。*樂野鄒築園(ゾウジュユエン) ーSt.1 Cafe’ / Work Room 一街咖啡(@st1 cafe_workroom)台湾コーヒーを世界に発信する、阿里山珈琲農園オーナーの方政倫さん。彼は2018年「Asian Coffee Annual Conference 」の生豆部門で優勝しました。ゼロから挑戦し、決して諦めなかった結果このような成果が得られました。口に入れた瞬間のその風味は、絶えず努力してきた結果の味。土壌の性質に合わせて栽培し、品種や製造過程を問わず、その豆が持つ本来の味を確実に引き出していきます。・写真はmojo coffeeさんにお借りしました特富野 他扶芽(フヤ)農莊のものです。紹介文や写真を見て、少しでも身近に感じながらお楽しみいただけると幸いです。店舗にも写真や紹介文をまとめたアルバムがございます。(tom&sallyさん、ありがとうございます!)お越しの際は是非お手にとってご覧ください。