詩人 西尾勝彦展『白い火、ともして』2週目
こんばんは、喫茶路地です。
三寒四温の季節。
ほとんどの方に
ホットをお選びいただく日があったり
アイスのご注文が増える日があったり。
毎年この時季はオーダーからも春の気配を
感じつつ営業しています。
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さて、現在開催中の催し
詩人 西尾勝彦展『白い火、ともして』は
明日より第二週目を迎えます。
店内では展示をご覧くださる方や
詩集をお席でお愉しみくださる方も多く、
日々そのご様子を嬉しく拝見しております。
(閲覧用書籍をご用意しており、そちらは
コーヒー共にゆったりお読みいただけます)
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やはり一番お手に取っていただけているのは
新刊で本展タイトルにもなっている
『白い火、ともして』ですが、
今回展では『歩きながらはじまること』と
『なんだか眠いのです』の2冊も
よくお読みいただいている印象です。
特に『歩きながらはじまること』は
スタッフ個人的には(学校で学ぶ以外で)
初めて詩に触れる、という方にも
おすすめしたい1冊。
穏やかにのほほんと読みたいものや
すっと心に入ってくるもの、
しずかに寄り添ってくれるものなど。
飾らないことばたちから
西尾さんの作品の世界や魅力を
存分に味わっていただけると思います。
中学校3年生の国語の教科書(三省堂)に
巻頭詩として掲載されている作品
『言の森』もこちらに収録されています。
本投稿では収録作品から『そぼく』をご紹介。
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「そぼく」
いつからか 素朴に 暮らしていきたいと 思うようになりました
飾らず あるがままを 大切にしたいと 思うようになりました
そうすると
雲を眺めるようになりました
猫がなつくようになりました
静けさを好むようになりました
鳥の声は森に響くことを知りました
けもの道が分かるようになりました
野草の名前を覚えるようになりました
朝の光は祝福であることを知りました
人から道を尋ねられるようになりました
月の満ち欠けを気にするようになりました
遅さの価値を知る人たちに出会いました
一日いちにちが違うことを知りました
ゆっくり生きていくようになりました
鹿の言葉が分かるようになりました
雨音が優しいことを知りました
損得では動かなくなりました
わたしはわたしになりました

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西尾勝彦さんの著書と
監修コーヒー(豆/粉/ドリップパック)は
店舗とONLINE SHOPでもお選びいただけます。
アクセスは
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今回展にあわせて
会期限定でお取扱させていただいている
蝋燭工房 庭常さんのキャンドル。
気になってくださる方も多く、
中でも店内で気まぐれに灯していることもある
『ishi』は早速お選びいただいたり
お問い合わせをいただいたりしています。
2本芯のものや、
店内でも使用している山型のものは早くも
完売してしまいましたが、
それ以外のものは(急遽追加でご用意いただく
ことができ)まだまだお選びいただけます。


山型のものは溶岩のように中の蝋が
流れ出るよう設計されているのに対し、
現在販売分の丸や四角に近い形状のものは
内側に向かって溶けていくよう作られており
灯すにつれて火が沈んでゆき
美しい表情や陰影が印象的に浮かび上がるよう
作られています。

オンラインショップにも後日掲載いたしますが、
予定より遅く、会期後にさせていただくかもしれません。
申し訳ありません。
こちらはまた追ってお知らせさせてくださいませ。


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西尾勝彦 展
『白い火、ともして』
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会期:2026.3.4(水) → 29(日)
場所:自家焙煎珈琲 喫茶路地
大阪市北区浪花町9-5
営業時間:13:00-18:00
(会期中の土日は11:00より営業)
定休日:月曜日、火曜日
※ テイクアウトを含む、ワンドリンクオーダー制
(物販のみのご利用も可能です)
※ 感染予防の観点から、手指消毒をお願いします。
※ お席は最大1時間までとさせていただきます。
ご協力のほど、宜しくお願いします。