喫茶路地

円錐形ドリッパー

“フラワードリッパー DEEP 27”を使ってみました。

こんばんは。喫茶路地です。 すっかり秋めいて朝晩は肌寒くなってきました。夏の間はコーヒーを休憩していた、という方も久しぶりにご自宅でコーヒーを淹れ始めているかもしれませんね。 さて店主からの久々の投稿となる今回は 今話題の珈琲器具を使用してみた個人的な見解と感想を。 ちょうど9月頭に発売されましたCAFECの 1杯抽出専用の円すい型ドリッパー 「フラワードリッパー DEEP 27」。 ドリッパーの底角度はなんと27度!(通常の円すい形は60度ほどです)深いろ過層のお陰で真ん中一点にお湯を注ぐだけで簡単に理想的な抽出ができるというものです。 ※ちなみに初回生産分は発売後すぐに売り切れたそうです 味わいに関する最大の特徴はコーヒー粉の深いろ過層ができることでコクや旨味、甘みを最大限に引き出せること。 且つ、お湯の流れがスムーズなので過抽出にもなりにくく、雑味も出にくくなっています。 今回は通常のフラワードリッパー(底角度60度)と条件を同じにして中浅煎り〜深煎りまで1杯抽出してみました。 簡易の濃度計での計測結果は 通常のフラワードリッパーと比べ、 どの焙煎度合いでも濃度が8%〜24%程度UP、味覚でもコク(ボディ感)がしっかり感じられる傾向となりました。※あくまで参考値です 結果としてはしっかり豆の成分が抽出されるので1杯抽出器具として理想に近いものだと思います。技術的な要素も不要なので驚きです。 ※1杯抽出は複数杯抽出に比べ、ろ過層の少なさから効率の良い抽出が難しい...