FOLK old book store店主 吉村さん推薦の本

\ 10/5よりスタート!/
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『夜長を愉しむ DECAFE & BOOKS』
のためにお選び頂いた書籍の中から
FOLK old book store店主 吉村さん推薦の本
4冊を選書コメントと共にご紹介!
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こんばんは、喫茶路地です。
昨年大好評だった当店秋のイベント、
『夜長を愉しむ DECAFE & BOOKS』が
昨日より店舗、WEB SHOPにてスタート致しました!

大阪北浜で古本や新本、個人出版本からアート、
雑貨といった幅広いジャンルの心くすぐるアイテムを
取り揃えておられる「FOLK old book store」と
児童書や雑貨、ブックカバーなど、自由な品揃えが
楽しい「子どもの本屋ぽてと」を営んでおられる
店主の吉村さんに
今回も秋の夜長にぴったりな本や絵本、をテーマに
幅広く8冊をお選びいただきました。
本日はまず、その中から4冊をご紹介!
新しいジャンルを知るきっかけや
人生観の変わる出会いもあるかもしれません。

「ヒーシーイット レモン」

 ウィスット・ポンニミット

タイの漫画家タムくんの初期衝動がつまった一冊。
一見すると荒い絵でひたすら描かれる他者との関わりが、叫んでるみたいでグッときます。

「いのちの居場所」

 稲葉俊郎

ここで書かれている話題は多岐に渡りますが、
一冊通して貫かれているのは“弱さ”との向き合い方。
医療の現場から、誰も排除されない命のあり方を
語られています。

「往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ」

 植本一子 滝口悠生

手紙が好きです。
身の回りのことを描写しつつ、時に深いところまで
潜るようなドライブ感がたまらない手紙のやりとりです。
ずっと読んでいたくなるような。

「ぼけと利他」

 伊藤亜紗 村瀨孝生

これも手紙。
コントロールできない物事や他者と常に
向き合っているお二方によるエピソードと思索のラリー、
ものすごく濃厚ですがするすると面白く読めるから
不思議です。
コントロールできない“モヤモヤ”や“わからない”と
近づいたり、距離を置いたりしつつ、ただ常に
考え続ける姿勢に憧れます。
胸が熱くなります。

次回は心に響き、寄り添う絵本を
4冊ご紹介いたします。
お楽しみに!

『夜長を愉しむ DECAFE & BOOKS』
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会期:2022.10.5(水) → 10.30(日)
場所:自家焙煎珈琲 喫茶路地
大阪市北区浪花町9-5
営業時間:13:00-18:00
定休日:月曜日、火曜日
※ テイクアウトを含む、ワンドリンクオーダー制
(物販のみのご利用も可能です)
※ 感染予防の観点から、手指消毒をお願いします。
※ お席は最大1時間までとさせていただきます。
 ご協力のほど、宜しくお願いします。