抽出方法や器具についてのお話
少しずつ秋めいて朝晩は徐々に肌寒くなってきました。
夏の間はコーヒーを休憩していた、という方も
久しぶりに自宅でコーヒーを淹れ始めている
かもしれませんね。
•
さて昨日10/1はコーヒーの日でした。
この日にちなんで、店主からの久々の投稿となる今回は
抽出方法や器具についてのお話を少し。
•
コーヒーの抽出方法は大きく分けて2種類。
“透過式”と“浸漬式”があります。
抽出方法や器具が変わるとやはり味にも差異が生まれ、
豆の間にお湯を通すことで抽出する“透過式”は
比較的すっきりとしたコクが楽しめ、
豆をお湯に浸すことで抽出する“浸漬式”は
ハンドドリップより味わいの輪郭がよりくっきりし、
旨味を余すことなく抽出される
といったイメージでしょうか。
(それぞれに良さはありますが
ブラックでもすっきりと飲み易く、
且つコクのあるコーヒーをお愉しみいただきたく
当店ではコーヒーを提供する際、“透過式”の代表
ともいわれるハンドドリップにて
オーダーごとに抽出しています。)
•
さらっと飲むよりじっくり味わいたい一杯になる
“浸漬式”で淹れた、いつもと一味違う
秋に似合う一杯をお届けしたく、
(メニューには記載しませんが)
10月の間は店主の目利きコーヒー2種
〈ブラジル深煎り/インドネシア中煎り〉を
ご注文いただく際に「“浸漬式”で」や「投稿のやつで」と
お声がけいただければ
特別に“浸漬式”で抽出したものを
ご用意させていただきます。
どちらの銘柄も味に一層深みがでますが、
特にインドネシアはその持ち前の果実感がより増すので
個人的におすすめです。
使用する器具は以下。
•
_____________________________
コーヒーの粉をお湯に浸漬(お湯に漬け込み抽出)
してから抽出するドリッパー。
時間が来たらスイッチを押して抽出するだけなので、
どなたでも均一な抽出が可能です。
(コツがいらないため、
ドリップ初心者の方にもおすすめです!)
浸漬式器具の代表格でもあるフレンチプレスは
特有の微粉が抽出したコーヒーに混ざり、
舌触りが悪くなりますが、
こちらは最後にペーパーで濾すので
微分を気にせず手軽にクリアーで雑味の少ない
コーヒーを抽出できます。
_____________________________
こちらの抽出器具は店頭や
オンラインショップでもお求めいただけます。
遠方からもご注文いただける
ONLINE SHOPへのアクセスは