喫茶路地

C2

コーヒーミル3種の挽き加減と味わいの違いについて

こんばんは。喫茶路地です。 すっかり秋になりましたね。 どんどん気温が落ち着いていくなかで コーヒー屋としては焙煎豆の経時変化が 緩やかになっていくのが嬉しく、 またコーヒーシーズンの到来を感じています。 (特に深煎りの豆は焙煎後の保管温度が高いと 経時変化が早く、その分、酸化も早まります。) • さて前回に引き続き店主からの投稿です。 今回はコーヒーミル3種の挽き加減と味わいの違いについて。 コーヒーミル選びは手動、電動、刃の形状、熱の発生具合いなど色々と検討する要素がありますが、 味にダイレクトに影響する要素は “粉の粒度”の揃い方や“微粉”の量ではないかと思います。 “粉の粒度”はある程度均一に揃えることで安定した濃度、味のまとまりを実現し、 “微粉”は極端に細かな粉のことで 多すぎるとエグみなどのネガティブな要素となります。 とはいえ粒度も揃え、微粉も無くすとそれはそれで平坦な味になってしまい、難しい部分でもありますが。 前置きが長くなりましたが、本投稿では...