コロンビアkaizenナチュラル

【オンラインショップ新商品】コロンビア kaizen ナチュラル


緊急事態宣言が明けて店舗は新しいお客さんが少し増えている感じもします。
個人的は豆を売りをしたいところなのですが小休憩。そんな時は新しい豆の選定でサンプルの豆を焼いたりするのですが今年に入って生豆(焙煎前の豆)の卸しの営業がすごく多いです。コーヒー業界もコロナの影響でカフェや喫茶店への焼き豆の卸が激減。いままで焼き豆を卸していた中小企業が小売りへ力を入れたり、マイクロロースター(うちのような小規模の焙煎店)へ生豆を卸す形態へ変わってきているようです。

そんなわけでサンプルの生豆がどんどん溜ってきています。良いものを見つけたいと思います。

さてコロンビアでは珍しい精製方法がナチュラルの豆がオンラインショップに追加となりました。

コロンビア  kaizen ナチュラル200g(中煎り)
https://kitusaroji.shop-pro.jp/?pid=158063988

通常のコロンビアはウォッシュドと言いましてコーヒーチェリーの皮を剥いて、綺麗に水で洗って乾燥仕上げする豆がほとんどなのですが、今回の豆はナチュラルというコーヒーチェリーが付いたまま乾燥し、最後に皮を剥いて仕上げたものとなります。ですのでしっかりとコーヒーチェリーの風味がついてフルーティーなコーヒーに仕上がっています。

ちなみにですが商品名のKaizenとは、その名の通り「改善」。輸出業者代表のカンポスさんが日本好きで、この名前を命名しました。具体的には「ハイブリッドの豆を品質良くしていこう」という活動のスローガンですが、、何のことかほとんどの方がわかりませんよね。

ざっくりとですがご説明するならばコロンビアコーヒーの歴史が関係しています。
そもそもコーヒーというものには品種というものがあり、美味しいモノほど生産量が少なかったり病気に弱かったりします。その病気の中で一番厄介なものがさび病と呼ばれるものでコロンビアでも2012年頃まではその影響で減産が続き生産者を悩ませていました。そんな中、1970年代以降は病気の耐性があるハイブリット品種、コロンビア種(国名でややこしいですね)や2000年代初頭はカスティージョ種と品種の植え替えが行われました。※厳密な内容は割愛していますのでさわりだけの情報です
その結果、もともとコロンビアで栽培されていた品種の様なマイルドで風味豊かなコーヒーが減ってしまったと言われています。

そのハイブリット品種を良くする、すなわち品種改良や適合する育成環境を整えるなどして昔の様な美味しいコーヒーに戻すということです。

是非とも応援したいところです!


オリジナルグッズであるポータブルカップの「OLIVE」と「MUSTARD」カラーの在庫が残り数点となりました。増産の予定ございませんので気になっていた方はお早めに!

喫茶路地オリジナル ポータブルカップ OLIVE
https://kitusaroji.shop-pro.jp/?pid=134586966

喫茶路地オリジナル ポータブルカップ MUSTARD
https://kitusaroji.shop-pro.jp/?pid=134587045