喫茶路地

日記

マメイケダ個展“大味小味黄身白身”に行ってきました。

もう展示期間が終わってしまいましたがマメイケダさんの個展を見に本庄のiTohenさんに先日伺ってきました。行こう行こうと思って結局最終日に滑り込み、ですので宣伝でも何でもありません笑、ただの日記でしょうか。 ここではマメさんがスタッフとして働いてもいるので、本人にお会いできる可能性も高いです。この日もいらっしゃったのでお話しもできました。今回の個展はWAVE出版というところから出ている「おなかがへった」という絵本の原画展+新作でした。いつもと違う画風の絵も見れたので大満足です。カフェスペースでコーヒーと展示期間限定のテンポ・エスカルゴさんのショート・ケーキも頂けました。絵本の題材になったものらしいです。こういうストーリーがあるといいですよね。 絵もコーヒーもですが無くても別に生きていけるけどあった方がいい。そんなことが今の時代案外必要とされているのかも?しれませんね。

静かな土曜日

こんにちは。コロナウイルスの関係で街全体の活気がないような気がします。今朝用事があってリンクス梅田に行きましたが1Fのユニクロも地下の飲食店もガラガラでした(飲食店は時間が早かった関係かもしれませんが)。ご多分に漏れず当店も今日は稀にみる落ち着き具合です。 先々週くらいのラジオニュースで昨年の同時期と比べて大阪・京都の主要な商業施設で15~16%、東京で7%人が少ないとの調査結果が出たと言っていました。そして昨日の厚生労働省による声明と続きましたのでかなりの経済活動に影響がでてきていると思います。香港政府は今回の件も加味して経済支援策で市民1人14万円を支給するそうです。国によって色々な対応が出てきそうですね。 さてまだまだ終息の気配が感じられない状態ですがいずれは収まるところに収まって平穏な日常を取り戻すと思います。その時今回の教訓が各々に活かされてくるのではないでしょうか。今回、GMOインターネットは1月下旬と早い段階でテレワーク(リモートワーク)に踏み切りましたし、その後、資生堂やNTTなど大企業も次々に導入し今に至ります。その反対に体制が整っていない企業があったり接客などのサービス業は導入したくともそもそも無理があったりなどなど。これによって働き方のスキームの見直しや、新たな確立も進むと思います。 勿論、自分自身のお店もしかりです。万が一今後人を雇うようなことがあったらどう対処するのか?店舗の営業をメインにしていて今後の未来はあるのか?サプライチェーン(生豆の仕入れ業者や焙煎豆の卸先)な流れがショートした場合、そのリスクヘッジは?常に想定はしていますがより考える機会になりそうですね。 そういえば残念なことですがコーヒー関連のイベントも軒並み中止の様ですね。とりあえずは身の回りのできることをして日々過ごしましょう。

スターバックス リザーブ ロースタリー東京

先々週は少しの間、お休みをいただきありがとうございました。最近新しいことをインプットできませんでしたので少しコーヒーのお店を回ってきました。色々と回った中で、一番広く一般的に知れ渡っていそうなところと言えばスタバックス リザーブ ロースタリー東京かと思いますので少しだけ綴ってみたいと思います。 目黒区に位置し1階から4階 までを突き抜ける形で ブロンズのキャスクと呼ばれる 巨大な焙煎貯蔵庫が鎮座している焙煎所兼ショップ。世界に5店舗(東京・シアトル・上海・ミラノ・ニューヨーク)あるロースタリーでも貯蔵庫は最大です。 2019年2月28日に開店したのでもうすぐ1周年ですね。昨年までは行列ができて整理券が配られるなどの入場制限があったみたいですが今は普通に入れます。建物は 建築家隈研吾氏がデザインしたもので1階がコーヒーとベーカリー(プリンチベーカリー)。2階が tea。3階がアルコールメニュー。4階がテラス席とラボなど。とフロアでそれぞれ扱うものが違います。コーヒー一辺倒というわけではないので老若男女色々楽しめそうな空間です。また建築物という観点でも楽しめると思いますよ。 やはり焙煎をしているものとしては焙煎機に目がいってしまいますね。3階に中型、1階に大型のドイツの焙煎機プロバットが鎮座しています。1階のものは「ネプチューン500」というそうで初めて見ましたが圧巻のサイズです。 最大120キロほど焙煎できるようなので当店の大きい方の焙煎機が4キロ釜なので約30倍の容量です。焙煎機があるコーヒーショップは山ほどあるわけですが、ここロースタリーでは見事なまでにエンターテイメント化しているというという点が特徴です。焼く前の生豆を貯蔵した“グリーンビーンサイロ”が焙煎機の横に並んでおり、パイプを経由して焙煎機に送り込まれます。そして焼きあがった焙煎豆は “ チェーンベイ”と呼ばれるパイプ(所々透明?)を経由して焙煎豆サイロまで運ばれていきます。このパイプが 上部に張り巡らされて豆が運ばれていくのが見えるので、ほとんどの人が上を見上げていると思います。視覚的に楽しめてすごい設計だなと思います。 通常のコーヒーは数種類の中から銘柄を選び、さらに抽出方法を選べます。プアオーバー(ハンドドリップ)、クローバー、コーヒープレス、ケメックス、サイフォンなど多彩な抽出方法がありました。プ…続きを読む

11月半ばから店内で行う催しに向けて鋭意準備中

10月になりましたね。例年にくらべお店は割とのんびり。消費増税や台風などイレギュラーなことでざわざわしているかもしれませんが、いずれ平穏を取り戻すことでしょう。 タイトルの件、今回は御幣島のわがし屋よだもちさんや画家 マメ イケダさん、その他にも色々な方々のお力をお借りしての企画となります。整い次第、随時告知させていただきますね。 マメ イケダさんの直近のイベント→絵本『おなかがへった』原画展 10/18-11/3 (月・火は休み) 鳥取県境港の本・雑貨・ギャラリー・カフェ「一月と六月」さんにて。 某日、打ち合せでわがし屋よだもちさんへ。日中の暑いときは自家製梅ソーダが染みます。店内では和菓子と一緒に当店のコーヒーもお飲みいただけます。

湯の山温泉のコーヒースタンド 淵ト瀬さんへ

先日、お店を一日お休みいただきまして、三重県菰野町の湯の山温泉街にあります“淵ト瀬”さんというお店に伺ってきました。以前このブログでもご紹介させていただいた珈琲豆を取り扱いいただいてますお店さんです。 大阪から車で2時間~2時間半程度。新名神高速道路の菰野ICが開通したので温泉街までアクセスが良くなりました。電車でも近鉄大阪難波駅から特急を利用して湯の山温泉駅まで 約2時間半。そこからバスがタクシーを利用して10分程度です。 今回は車で伺ったので菰野ICを降り少し山道を走ると突然、昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな温泉街が現れます。その一番入口に近いところ、丁度渓流沿いに佇む建物がお目当ての淵ト瀬さんです。 川の流れが緩やかで水深の深いところを「淵」、 流れが速く水深の浅いところを「瀬」 といい、店名の由来となっているそうです。 今回は日帰りでなく淵ト瀬さんのすぐ奥に位置します鹿の湯ホテルさんに宿泊しました。客室からは青々とした山々が望めとても素敵な旅館でした。今回は女将さんと淵ト瀬さんご夫妻が知り合いということもあり、特別に旅館で夕食をご一緒することができました。実はこちらの旅館はお料理がすごく美味しく、ミシュラン2つ星だそうです。でもそのことを全然推していないのが老舗の風格なのでしょうか。そう言っておきながらすみません、写真は撮り忘れてしまいました…。気になる方が是非、訪れてみてください。 さて、今回は淵ト瀬さんの定休日にも関わらず快く迎えていただきお店の改装のことや今後の展望もお聞かせいただけました。お店の改装は知り合いの元大工さんにアドバイスをもらいながらほぼ自力で完成させたそうです。建物の外観自体は大正時代からそのままのようで元々は1階が売店、2階が温泉街に来る団体客を乗せたバスやタクシーの運転手向けの簡易宿として使われていたそうです。その後、住宅用としてのリフォームを経て今のお店へとリノベーションされたそうです。一度、住宅用としてリフォームされた為、昔の様な雰囲気を出すのに苦労されたそうです(昔の姿は外観しか分からないそうです)。壁や天井をはがし解体するところから始め、足元は温かみのある木材、壁は漆喰を施されたそうです。さらに建具などにはあえてエイジング加工を施し全体のトーンを合わせるなど店主のこだわりが詰まった空間です。 店内で一番人気の席は一…続きを読む

珈琲美美さんのお豆

コーヒー教室を受けていただいた生徒さんからお土産にコーヒー豆をいただきました。福岡・赤坂の名店“珈琲美美”。美という漢字を二つを並べて「ビミ」と読みます。多分、コーヒー通の方ならかなりの確率でご存知ではないかという有名店です。日本においての求道的な珈琲店を語る上ではとても重要なところだと思います。 珈琲御三家と呼ばれるのが銀座「カフェ・ド・ランブル」の関口一郎氏、南千住「カフェ・バッハ」の田口護氏、そして吉祥寺「モカ」の標交紀氏。 この中の「モカ」系列にあたるのが珈琲美美さんです。モカはもう存在していませんのでそのDNAを引き継ぐ一番近しいところにあたるようです。ちなみにモカがあった場所はのちに紅茶店が営業されていて、モカの面影が感じられる装飾が一部残っているようでそれを目当てに訪れる方もいるようです。 この珈琲道は現在のサードウェーブ等の比較的浅いローストとは真逆。深煎り、しかもかなり煎り込む方です。ときにこの黒黒とした豆で何故こんなに味が?ということもあります。焦がさずそのポイントまで持っていくのはかなり至難の業なのですが。 いただいた豆は中味という煎り具合なのですが、それでも結構深めです。美味しいのは言わずもがな、味の作り方、勉強になります。

天満

雨が本降りになってきました。 先週は海の日を含む3連休でしたね。天気がいまいちでしたので 皆様近場で楽しまれたのでしょうか? 天満周辺はいつもと少し人の流れが違い、人の多さを感じていたのですが やっと理由がわかりました。 京阪神エルマガジン社の雑誌「Meets Regional」で3年ぶりの天満特集号が 今月号(8月)で組まれていたからの様です。SNSの口コミが普及しているなかでもまだまだ影響力がありますね。 内容はこんな感じです。 特集 祭だ!天満だ! 祭だ!天満MAP デヴィ夫人、天満市場に降臨。 天満の行くべきゴキゲン速報!Go-Guys!(号外) 天満“新”三大祭!! はしご酒、エク酒プレスパス!! Wドラゴンの天麻婆映画祭。 “レペゼン天満”年代記。 はしご酒の街で一軒完結。 LATINMA!の情熱家たち。...

休日のティータイム

頂き物のお茶でティータイム。お店ではコーヒーばかりなのでう自宅ではお茶をよく飲みます。 茶葉の櫻井焙茶研究所さんのホームページを拝見していると、自家焙煎で茶葉をローストされているみたいですね。はっきりと写ってないのでおそらくですが、富士珈機というメーカーの「煎っ太郎」という機械をお使いの様です。珈琲用としては日本で一番メジャーなメーカーさんなのですが、お茶の世界でも有名なのでしょうか。お店の近所、天満市場周辺にあります昔ながらのお茶屋さんで香り良く焙煎されている茶葉はたしか、ゆっくりドラム的なも回転していたような気もします。ドラムの回転数を変えて茶葉用にしているのか…色々と疑問が浮かびます。。 東京に行く機会があれば訪れてみたい場所がひとつ増えました。 普段は珈琲豆を煎ることに使われる焙煎機。しかし応用してカカオや生のアーモンド、カシューナッツなんかも焙煎できます。実際にアーモンドを焼いたこともありますが香ばしさが増して美味しかった記憶があります。 味のバリエーションを作って、自家焙煎アーモンド専門店なんてのもいいかもしれませんね。

テンポ・エスカルゴさんとささのはパンさん10周年イベント

カシューナッツを作ってもらってますテンポ・エスカルゴさん。今年で10周年だそうです!同時期に開業された中崎町の「ささのはパン」さんと記念のスタンプラリーを9月末まで実施中です。両店どちらでも一定金額以上お買い上げでスタンプをもらえ、たまると10周年プレゼントがもらえます。それぞれでお店でプレゼントはご用意しているそうなのでお好きな店舗で交換可能です。 卸の仕入れの関係ですぐにポイントがたまったらしく早々に記念クッキーをいただきました(すみません、、持って帰る際に割ってしまいました)。それぞれのお店のモチーフ、カタツムリとパンダのクッキーです。偶然らしいですけど上下でぴったりフィットしています。 味もさることながら見た目が素敵ですね。 10年続けることに尊敬します。よくお店は3年云々と言われますが、感覚ではもうちょっと時間が必要な気がします。うちもまだまだですしね。

アイスもなかのアイスクリン

先日より始めましたアイスもなか。 コーヒーの需要が落ち込むこの時期ですが、 涼を求めてご来店いただきありがとうございます。よくアイスについて聞かれるのですがタイトルの通り、アイスクリンを使っています。アイスクリンをご存知の方も多いと思いますが昔、お祭りの屋台や催しの露店でよく売っていた さっぱりとしたサクサク感 したアイスです。原材料は 砂糖・たまご・脱脂粉乳・バナナ香料 となっています。この最後に入ってますバナナの香りがまたいいんですよね。 しかし最近、アイスクリンを見かけなくなりました。それもそのはず、現在は高知と沖縄でしか製造していないそうです(喫茶路地調べ)。 なんとなく見かけなくなって食べる機会もなかったものを久しぶりに口にすると「懐かしい」と思うもんなんでしょうね。一年ぶりに懐かしいと思ってもらえる方も増えていって欲しいです。 内容がアイスクリンだけにフォーカスしていましたが、このアイスもなかの美味しさは普段から懇意にしてもらってます、わがし屋よだもちさんの粒あんあってのものです。ありがたいことです。